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横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ プレビュー|J1 第11節 見どころ・注目データ

By JPick Data Team 執筆: 2026年4月16日 10:00 J1リーグ 第11節 | 日産スタジアム | 2026年4月18日(土)13:00 キックオフ


神奈川ダービーとは、神奈川県を本拠地とする横浜F・マリノス(横浜市)と川崎フロンターレ(川崎市)のJ1リーグ対戦のことで、国内屈指の地域ライバル関係として知られる。

両チームともに9勝ち点・15〜16位。今季の神奈川ダービーは、かつての首位争いとは別の重みを帯びた1戦になった。3ポイントを取れば一気に7位まで浮上できる試合だが、JPick のデータが示す焦点は攻撃力でも守備力でもない。「前半45分をどちらがリードして終えるか」 ——その一事に尽きる。

この試合の3つのポイント

  • 前半のHTスコアが試合を決める: 横浜FMは今季、前半リードで折り返した試合は2/2全勝、前半ビハインドで折り返した試合は0/4全敗。全10試合すべてが勝ち負けの二択で決着(JPick データ、第10節終了時点)
  • 川崎Fは前半型のチーム: 今季全7試合で記録した11得点のうち7点(64%)が前半45分以内に生まれている
  • 横浜FMは後半に強い: 今季全10試合の13得点のうち10点(77%)が後半。ただし先制を許すと、後半の強さを発揮する前に試合が決まるリスクがある

直近フォーム

横浜FM: W–L–W–L–L(直近5試合 2勝0分3敗 / 9pts / 16位)
川崎F:  L–W–L–W–L(直近5試合 2勝0分3敗 / 9pts / 15位)

※川崎Fは延期試合あり(7試合消化)。両チームとも現在連敗中(横浜FM 2連敗、川崎F 1連敗)。川崎Fは直近3試合で連続失点が続いている。

勝敗の鍵 — 前半45分のリードが試合を決める

横浜FMの先制時 vs 先制された時(第10節終了時点)

JPick のデータによると、今季の横浜FMはハーフタイムのスコアで試合結果が完全に二極化している(JPick データ、第10節終了時点)。

| ハーフタイムの状況 | 試合数 | 勝 | 分 | 敗 | |------------------|--------|----|----|-----| | 前半リードで折り返し | 2 | 2 | 0 | 0 | | 0-0で折り返し | 4 | 1 | 0 | 3 | | 前半ビハインドで折り返し | 4 | 0 | 0 | 4 |

今季の横浜FMは引き分けが1試合もない(全10試合すべてが白黒決着)。前半リードなら2/2全勝、前半ビハインドなら0/4全敗。ゼロ例外のパターンが、先制点の重要性を際立たせている。

川崎Fの前半得点パターンとの衝突

川崎Fは今季11得点の64%(7点)を前半45分以内に記録する、前半から積極的にゴールを狙うチームだ(JPick データ、全7試合)。

横浜FMは今季13得点の77%(10点)が後半に集中しており、後半に仕掛けられる体力を持つ。しかし川崎Fが前半に先手を取り、前半ビハインドで折り返した横浜FMが0/4全敗であるデータを踏まえると、前半45分を無失点で乗り切ることが横浜FMにとって最大の生命線になる。

前半45分間をどう乗り越えるか、この1点めの攻防が試合の骨格を作る。

キーマンは誰か — 川崎Fの山田 新と横浜FMの「分散した影響力」

JPick の Player Impact Score(PI)は、選手の出場時と不在時のチームパフォーマンス差を数値化した独自指標(-100〜+100)。出場機会の少ない選手への適用は不確実性が高いため、信頼度(confidence)も合わせて確認することが重要だ。

川崎Fで突出したスコアを記録するのが山田 新(PI +84、high confidence)。出場時の川崎Fは不在時より1試合あたり勝ち点取得ペースが1.04ポイント高く、チーム内で最も個人影響力が高いコアプレイヤーと認定されている。山本 悠樹(PI +53)、高井 幸大(PI +40)が続くが、山田のスコアは他を大きく引き離す。

横浜FMは谷村 海那(PI +54)と加藤 蓮(PI +53)が拮抗して上位に並ぶ。角田 涼太朗(PI +46)、ジェイソン・キノーネス(PI +43)、ジョルディ・クロウ(PI +41)と続き、川崎Fのような「一枚看板」ではなく影響力が複数選手に分散しているのが特徴だ。

そして今節注目したいのが天野 純(Edge Score 44、🎯X_FACTOR)。JPick の Edge Score は「ブレイク候補」の予測指標(0〜100)で、天野は中盤での存在感がデータ上でも際立つ一人だ。

JPick アプリでは、山田 新、谷村 海那などの Player Impact Score(出場時/不在時の勝ち点差・xG差)を選手ページで詳しく確認できます。

直接対決(H2H)— 横浜FMと川崎Fの過去の対戦成績は?

| 日付 | ホーム | スコア | アウェイ | |------|--------|--------|---------| | 2023-02-17 | 川崎F | 1–2 | 横浜FM | | 2022-08-07 | 川崎F | 2–1 | 横浜FM | | 2022-02-23 | 横浜FM | 4–2 | 川崎F | | 2021-12-04 | 横浜FM | 1–1 | 川崎F | | 2021-02-26 | 川崎F | 2–0 | 横浜FM | | 2020-11-18 | 川崎F | 3–1 | 横浜FM | | 2020-09-05 | 横浜FM | 1–3 | 川崎F |

通算(横浜FM視点): 2勝1分4敗。ただし2022年以降の直近3試合は横浜FMが2勝1敗と持ち直している。日産スタジアムでの対戦(3試合)は1勝1分1敗と均衡。

会場傾向(日産スタジアム、41試合): 平均ゴール数3.24、ホーム勝率61%、3ゴール以上率63%。どちらが先制しても、追加点が生まれやすい環境だ。

データから見る展望

参考情報として: JPick の API算出では横浜FM勝利45%・ドロー45%・川崎F勝利10%。

順位変動シミュレーション(JPick データ):

| 結果 | 横浜FM | 川崎F | |------|--------|--------| | 横浜FM勝利 | 16位→7位(12pts) | 16位(9pts) | | 引き分け | 8位(10pts) | 9位(10pts) | | 川崎F勝利 | 16位(9pts) | 15位→7位(12pts) |

※他会場の結果次第で順位は変動。3点差以内での順位変動は第10節終了時点の他チームとの勝ち点比較に基づく。

川崎Fは7試合消化(延期あり)と試合数が少なく、現在の順位が実態を反映していない可能性がある。横浜FMは10試合で3勝7敗という数字の重みを、この神奈川ダービーで反転させられるか。

JPick アプリでは、詳細な順位シミュレーション(全チームの順位変動)、スコア確率マトリクス、Player Impact Score を試合ごとに確認できます。


よくある質問(FAQ)

神奈川ダービーとは何か?横浜FMと川崎Fのライバル関係を解説

神奈川ダービーとは、横浜F・マリノス(横浜市)と川崎フロンターレ(川崎市)によるJ1リーグの対戦カードの通称。同じ神奈川県を本拠地とする両クラブのライバル関係は、Jリーグ屈指の地元対決として知られる。過去7試合の通算成績は横浜FM 2勝1分4敗(JPick 集計データ)。

横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ、J1第11節の試合はいつ・どこで行われる?

2026年4月18日(土)13:00キックオフ。会場は日産スタジアム(神奈川県横浜市)。J1リーグ 第11節の一戦。

横浜FM対川崎Fの過去の対戦成績(H2H)は?

JPickの集計データ(2020〜2023シーズン)によると、7試合で横浜FMが2勝1分4敗。ただし2022年以降の直近3試合は横浜FMが2勝1敗と改善している。日産スタジアムでの対戦は3試合で1勝1分1敗と互角。

JPick の Player Impact Score(PI)とは何か?

JPick の Player Impact Score(PI)は、選手がいる試合といない試合のチーム成績差を数値化した独自指標(-100〜+100)。数値が高いほど選手のいる/いない試合でチームの得点・失点・勝ち点に大きな差が生まれることを示す。横浜FM対川崎F戦では川崎Fの山田 新(PI +84)が両チームで最も高いスコアを記録している。

横浜FMが今季苦しんでいる理由は何か?

第10節終了時点でJ1第16位(9pts、3勝7敗)。JPickのデータが示す特徴的な課題は「ハーフタイムのスコアがそのまま結果を決める」という極端な二極化で、前半リード時2/2全勝・前半ビハインド時0/4全敗。全10試合ですべて勝ち負けが決まり(ドローなし)、前半の得点が全13得点中わずか3点(23%)にとどまっており、前半に強い川崎Fとの相性が問われる。

川崎フロンターレは今季何位か?

第10節終了時点でJ1第15位(9pts)。ただし延期試合があり7試合消化にとどまっている。消化試合数が少ないため、実際の戦力は順位より上の可能性がある。


⚡ スタメン速報 — 発表を受けてプレビューを更新

フォーメーション

  • 横浜FM: 4-3-3
  • 川崎F: 4-2-3-1(長谷部 茂利 監督)

プレビューのポイントはどうなった?

プレビューで取り上げた 川崎Fの山田 新はベンチスタート。代わりに前線はラザル・ロマニッチを 1トップに、マルシーニョ・脇坂泰斗・伊藤達哉の 3列目が支える布陣となった。川崎Fは「シーズン得点の64%を前半に記録」という前半型のチームだが、今回は最大のコアプレイヤーを温存した格好。横浜FMにとっては守備設計を見直す余地が生まれた。

横浜FM側は、プレビューで Edge Score を伴って言及した 天野 純がスタメン入り。中盤の渡辺皓太・山根 陸と組む 3センターで、前半から主導権を握る布陣を敷いた。プレビューで強調した「前半リード時 2/2 全勝、前半ビハインド時 0/4 全敗」という二極化を逆手に取り、前半リードを狙う構成だ。

注目の局地戦

川崎Fの左 MF マルシーニョが仕掛けるサイドに対峙するのは、横浜FMの右 SB 加藤 蓮。前半64%の得点比率を持つ川崎Fの攻撃の起点をこのエリアで封じられるかが、横浜FMの「前半リード」を実現できるかどうかを左右する。逆に横浜FMはジョルディ・クルークスと谷村海那の前線が、山田を欠く川崎F守備陣をどう突くかが鍵になる。

Squad Impact — JPick のデータが示すスタメンの影響度

  • 川崎Fの最注目: 山田 新がベンチスタート。前半に得点を集中させる川崎Fにとって、コアプレイヤー不在は立ち上がりの攻撃力に直接影響する可能性がある
  • 横浜FMの中盤構成: 天野 純・渡辺皓太・山根 陸の 3センターで前半から圧を掛ける布陣。前半リード型への組み替えが明確
  • 🔄 ベンチの層: 川崎Fはエリソン、宮城 天、河原 創と攻守の交代カードが豊富。山田を後半勝負のジョーカーとして使う選択肢も残る

📱 JPick アプリでは、両チームのラインナップ強度・Player Impact の全選手比較を確認できます


データ分析: JPick — Jリーグの「知りたい」に即答。