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京都サンガ vs 柏レイソル J1第7節 プレビュー|今季J1 最大のxG乖離を抱える柏、サンガスタジアムに乗り込む

By JPick Data Team 執筆: 2026年9月8日 J1 第7節 | サンガスタジアム by KYOCERA | 2026年9月11日(木)19:00 キックオフ

勝点5・15位の京都サンガが、xG乖離で今季J1最大の下振れ(-2.22)を抱える柏レイソル(4位・12pt)を第7節のホームに迎える。柏は期待ノンPKゴール差+3.22に対して実際のノンPKゴール差は+1にとどまり、ボール支配率59.8%(J1 2位)・チャンス創出12.0回/試合(J1 5位)という攻撃データが結果に直結していない。FWの細谷 真大はnpxG1.5本を積みながら今季無得点が続く。京都は全6試合で失点しておりクリーンシートゼロ、とりわけ61-75分に今季11失点中5失点(45%)が集中するパターンが顕著だ。柏が勝てば暫定2位(15pt)に浮上する一戦。

注目ポイント 3 点

  1. 柏のxG乖離は今季J1最大の下振れ(-2.22) — 基礎の期待ノンPKゴール差+3.22に対し実績は+1。細谷 真大(npxG 1.5本・0得点)が下振れを象徴する
  2. 京都は全6試合で失点、61-75分に45%の失点が集中 — 後半の時間帯管理が守備の課題
  3. 麻田 将吾が古巣サンガスタジアムへ帰還 — 2026年7月に京都から柏へ移籍。先制点の攻防が試合の流れを左右する

直近フォーム(26-27シーズン 直近5試合)

京都(△●○△●):勝点 5(15位) (○=勝・△=引き分け・●=敗)

(○○○●●):勝点 12(4位)

京都は直近5試合で1勝2分2敗。第6節は敗戦で終えており、下位脱出へ勝点が急務だ。柏は3連勝後に2連敗と失速しており、第7節は攻撃力の上振れ回復が問われる試合となる。

柏のxG乖離 — 今季J1 最大の下振れが続く

柏が今季積み上げてきたチャンスの数と質は、勝点にまだ十分に変換されていない。

xG乖離データ(R1-R6) 京都
実ノンPKゴール差 -2 +1
期待ノンPKゴール差 -3.46 +3.22
xG乖離(実 - 期待) +1.46 -2.22

柏の期待ノンPKゴール差は+3.22。チャンスの量と質から換算すれば上位の攻撃力があるにもかかわらず、実際のノンPKゴール差は+1にとどまる。差の-2.22は今季J1最大の下振れで、攻撃力が結果に反映されない状態が6節にわたって続いている。

一方の京都のxG乖離は+1.46(上振れ)。基礎値-3.46に対し実績-2で踏みとどまっており、個々の決定力が数字を押し上げてきた。xG乖離は過去の記述指標であり、今後の試合結果を保証するものではない。

柏の攻撃力 — 支配率J1 2位、チャンス創出はリーグ上位

指標(26-27シーズン R1-R6) 京都
xG/試合 1.1(J1リーグ16位) 1.4(J1リーグ9位)
被xG/試合 1.8(J1リーグ16位) 1.2(J1リーグ6位)
チャンス創出/試合 8.5(J1リーグ15位) 12.0(J1リーグ5位)
ボール支配率 45.3%(J1リーグ14位) 59.8%(J1リーグ2位)
シュート精度 10.0%(J1リーグ12位) 12.3%(J1リーグ6位)

柏は支配率59.8%でゲームを握りながら12.0回/試合のチャンスを創出(J1リーグ5位)。xG1.4/試合(J1リーグ9位)、被xG1.2/試合(同6位)と攻守の基礎値は京都を上回る。

京都はチャンス創出8.5回/試合(J1リーグ15位)とデータ面では劣勢だが、ラファエル エリアスが3得点(npxG 2.8)を挙げており、限られた機会を確実に得点に結びつけてきた。

京都の守備 — 61-75分に集中する失点

今季の京都の守備には、時間帯別に顕著なパターンがある。

守備データ(26-27シーズン R1-R6) 京都
試合数 6 6
クリーンシート 0 1
平均総ゴール 3.0 3.0

全6試合で失点が続く京都は、今季11失点のうち5失点(45%)が61-75分の帯に集中する。後半終盤の時間帯管理が守備の課題として浮かび上がっている。先制時の勝率は、京都が1/1(100%)・柏が2/2(100%)といずれも先制した試合を全勝しており、先制点の帰趨が試合を決める構図だ。

キーマン注目選手

京都

ラファエル エリアス(今季3得点・npxG 2.8)は今季最多得点のFW。npxGをわずかに上回る変換率で京都の攻撃の中心を担う。

中野 瑠馬(今季2得点・npxG 0.5)は少ないシュート機会を高い変換率でゴールに結びつける。

プレースタイルデータ参考: 平戸 太貴(リンクマン・フォワード型)、加藤 蓮(ドリブラー型)、ジョアン ペドロ(ボールハンター型)。プレースタイルは百年構想リーグ参考値。

離脱中: 酒井 滉生(負傷・18試合欠場)。

夏加入: 加藤 蓮(横浜FMより、2026年7月加入)、本田 風智(サガン鳥栖より、2026年7月加入)。

細谷 真大(今季0得点・npxG 1.5)は今季5試合でFWとして最多のnpxGを積みながら無得点が続く。柏の下振れを最も象徴する存在だ。

瀬川 祐輔(今季2得点・npxG 1.8)は今季の柏で最多得点。久保 藤次郎(チャンスメーカー型・評点7.3)が中盤からチャンスを供給する。

古巣対戦: **麻田 将吾**は2026年7月に京都から柏へ移籍。サンガスタジアム by KYOCERAへの古巣帰還戦となる。

プレースタイルデータ参考: 小泉 佳穂(リンクマン・フォワード型)、中川 敦瑛(アンカー型)、古賀 太陽(ポイントガード型)。プレースタイルは百年構想リーグ参考値。

離脱中: 手塚 康平(前十字靭帯損傷)、山田 雄士(半月板損傷)、大久保 智明(アキレス腱断裂)。

夏加入: 遠藤 渓太(FC東京より、2026年7月加入)、麻田 将吾(京都サンガより、2026年7月加入)、若原 智哉(JEFユナイテッドより、2026年7月加入)、満田 誠(ガンバ大阪よりローン、2026年7月加入)、藤尾 翔太(FC町田ゼルビアより、2026年8月加入)。

対戦履歴(H2H)

直近2試合は百年構想リーグ(2026年)での対戦。2026年5月30日のサンガスタジアム by KYOCERAでは京都が柏に2-6で大敗。同年6月6日の柏ホームでは京都がアウェイで1-0の勝利を収めた。

26-27シーズンの直接対決はこの第7節が初戦。京都目線での過去10試合の通算成績は2勝5分3敗で、サンガスタジアム by KYOCERAでの5試合に限れば0勝2分3敗となる。アウェイの柏がここを得意にしている構図だ。会場傾向としてもサンガスタジアム by KYOCERA(84試合)ではアウェイチームの勝率38%がホームの36%をわずかに上回る。

データから見る展望

xG(1.4 vs 1.1/試合)、支配率(59.8% vs 45.3%)、チャンス創出(12.0 vs 8.5/試合)のいずれでも柏がデータ上の優位を持つ。しかし今季J1最大の下振れ(-2.22)が示すように、柏の攻撃力はまだ結果に変換されきっていない。

京都は全6試合で失点中という守備の脆弱さを抱えながら、上振れ(+1.46)と個人の決定力でここまで勝点を確保してきた。xG乖離は過去の記述指標であり、第7節でどちらの乖離が動くかは試合が示すしかない。

柏がデータ優位を得点に変え6節分の「負債」を返済するか、京都が61-75分の失点帯を乗り越えてホームで勝点3を守り切るか——先制点の行方が両チームのxG乖離を揺さぶる鍵となる。


データ取得時点: 2026年9月8日(26-27シーズン 第6節終了後) 出所: JPick データベース(SportMonks・J リーグ公式統計より集計)

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