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ヴィッセル神戸 vs 京都サンガ プレビュー|J1 第12節 見どころ・注目データ

By JPick Data Team 執筆: 2026年4月23日 10:00 J1リーグ 第12節 | Noevir Stadium Kobe | 2026年5月13日(水)19:00 キックオフ


6連勝中の神戸(2位・21pt)が、Noevir Stadiumに京都(7位・12pt)を迎える。しかしJPickのデータが示す最大の注目ポイントは「現在の勢力図」ではない。両チームともシーズン通算の最多得点帯が「76〜90分台」で一致しており、神戸28.6%・京都37.5%という数字が揃っている。終盤に動く試合の構造だ。

この試合の3つのポイント

  • 神戸の「前半静か、終盤仕留める」型: 前半スコアレスで折り返した3試合は全て後半に得点して勝利(3勝0分0敗)。先制した4試合も全勝
  • 京都の「引き分けなし・後半終盤型」: 4W0D4Lで今季ただの一分もない。7試合連続失点中だが、76〜90分台に全得点の37.5%が集中する後半終盤型
  • H2Hの逆転データ: 過去2試合(2022年)のリーグ戦は神戸0勝0分2敗。Noevir Stadiumでの対戦も含む

直近フォーム

神戸:  W-W-W-W-W(直近5試合 5勝0分0敗 / 勝ち点21 / 2位)
京都:  L-W-L-W-L(直近5試合 2勝0分3敗 / 勝ち点12 / 7位)

※第11節終了時点。両チームとも未消化試合を抱えており、ここまでの消化数はそれぞれ8試合

なぜこの試合は終盤に動くのか?

両チームのゴールが重なる「76〜90分台」

JPick のシーズン通算データによると、神戸の得点パターンは後半に向けて加速する。0〜45分台は各区間2〜3得点にとどまるが、61〜75分台が4得点、76〜90分台が6得点(全体の28.6%)でピークを迎える。

京都のパターンはさらに際立つ。76〜90分台の6得点が全得点16点の37.5%を占め、今季最多の得点帯。逆に16〜30分台はゼロという極端な偏りがある。勝ち点差9の試合だが、「どの時間帯で決める」かという点では両チームの指向性は重なっている。

神戸の先制点パターン

神戸は前半先制した試合を4試合4勝で消化している(第11節終了時点)。前半スコアレスでも全て後半に得点して勝利と、展開を選ばずに結果を出している。一方の京都は、前半に失点を許した3試合のうち2試合で敗れている(1勝0分2敗)。神戸が先制した場合、京都のデータは「逆転が難しい」事実を示している。

7試合連続失点中の京都

アウェイの戦績(2W0D3L)も含め、今季の京都は引き分けゼロ・7試合連続失点という数字を抱えている。勝つときはきっちり勝つが(4勝)、崩れると止まらない——この二面性が今節の最大のリスク要因であり、見どころでもある。

神戸と京都のキーマンは誰か?

酒井 高徳(神戸・DF) — PI +50、Edge ⚡55

JPick の Player Impact Score(PI)は、出場時と不在時のチームパフォーマンス差で影響度を測る独自指標(-100〜+100)。神戸でチーム最高の PI +50 を記録するのは酒井 高徳だ。出場時のPPG(1試合あたり勝ち点)は不在時より+0.53高く、期待得失点差(xGD)への寄与も+0.39(high confidence)。さらにEdge Score(直近パフォーマンス急上昇指標)が55に達しており、「インターセプト急増」がその根拠。6連勝を下支えする守備安定の軸であり、京都のカウンター封じで今節も中心的な役割を担う。

福岡 慎平(京都・MF) — PI +79

京都で最も際立つ数字が PI +79。出場時のPPG改善幅が+0.99という、今季J1データの中でも上位に入る高水準だ(high confidence)。京都がアウェイで神戸の連勝を止めるシナリオがあるとすれば、この選手の関与が前提になるデータが揃っている。

ラファエル・エリアス(京都・FW) — PI +40

京都のもう一枚のカード。PI +40(コアプレイヤー認定)で、今季6試合3得点を記録する。後半終盤型の京都において、終盤の仕上げ役として注目される。


JPick アプリでは、酒井 高徳・福岡 慎平の詳細なPlayer Impact Score推移や、試合ごとのEdge Score変化をリアルタイムで確認できます。「なぜこの選手が鍵なのか」をデータで深掘りしたい方はアプリをチェック。


神戸と京都の過去の直接対決は?

| 日付 | ホーム | スコア | アウェイ | |------|--------|--------|--------| | 2022-04-02 | ヴィッセル神戸 | 1–3 | 京都サンガ | | 2022-09-03 | 京都サンガ | 2–0 | ヴィッセル神戸 |

※2022年以降のJ1リーグ戦データ(JPick集計)

J1での過去2試合は神戸0勝0分2敗。Noevir Stadiumでの対戦(2022年4月)も1-3の敗戦だ。データベースが2022年以降のため試合数は2試合にとどまるが、「現在の勢力図と逆」という事実は試合前の注目ポイントになる。

この試合が動かす勝ち点の重み

順位変動シミュレーション(JPick データ / このカードのみ):

  • 神戸が勝てば: 神戸24pt(2位維持)、京都は勝ち点据え置き
  • 引き分けなら: 神戸22pt(2位)、京都は13ptで順位争いに浮上の余地
  • 京都が勝てば: 神戸21pt、京都は15ptで上位進出の足がかり

※他の試合結果によって最終順位は変動する

神戸にとっては鹿島(1位・27pt)との差を詰める機会。京都にとっては一発でトップハーフに定着できる試合だ。JPick のデータが示す「76〜90分台の収束」を考えれば、ベンチワークを含めた終盤のマネジメントが勝ち点3の行方を左右する。


JPick アプリでは Squad Impact(スタメン発表後のラインナップ強度分析)や、全試合のEdge Score履歴もチェックできます。Noevir Stadiumのピッチの上で、数字の裏側を確かめてください。


データ分析: JPick — Jリーグの「知りたい」に即答。