← 記事一覧に戻る

13-14 位決定戦 第 2 戦:撃ち合い型の横浜FM、規律の清水

By JPick Data Team 執筆: 2026年6月4日 12:00 明治安田 J1 リーグ 13-14 位決定戦 第 2 戦 | 日産スタジアム | 2026年6月6日(土)17:00 キックオフ

第 1 戦は清水 1-1 横浜FM の引き分け。両者イーブンのまま、舞台を日産スタジアムに移す第 2 戦で総合 13 位を争う。勝った方が総合 13 位、90 分で決着しなければ 30 分延長 → PK 戦。得点も失点も多い撃ち合い型の横浜FM と、規律よく奪って刺す清水――どちらが自分のテンポに引き込むか。3 つの注目ポイントでひも解く。

試合の基本情報

項目 内容
開催日 第 1 戦 2026年5月30日(清水 1-1 横浜FM)/ 第 2 戦 2026年6月6日(土)17:00
会場 第 1 戦 IAI スタジアム日本平(清水ホーム)/ 第 2 戦 日産スタジアム(横浜FM ホーム)
勝ち抜け条件 両者イーブン。第 2 戦に勝った方が総合 13 位。90 分で決着しなければ 30 分延長 → PK 戦
想定布陣 横浜FM 4-2-3-1 / 清水 4-3-3・3-4-2-1 で揺れ(リーグ終盤)
ペアの位置付け 総合 13 位(East 7 位 横浜FM 勝点 20)と 14 位(West 7 位 清水 勝点 24)の決定戦

注目ポイント 3 点

1. 撃ち合い型の横浜FM、第 1 戦も 1-1
得点 28・失点 29 の横浜FM は、第 1 戦も谷村が決めるも追いつかれた。(→ ①)

2. 横浜FM の攻撃力と、守備の穴
谷村 (9 点)・天野 (4 点 4 アシスト) の攻撃は強いが、クリーンシート 3 と守備が脆い。(→ ②)

3. 勝ち筋 — 横浜FM は「ホームの攻撃力」、清水は「規律で穴を突く」
横浜FM は攻撃力で押し、清水は奪取からオセフンで仕留めたい。(→ ③)


① 第 1 戦の「予想」と「実際」— 撃ち合い型の横浜FM、1-1 の背景

両軍のシーズンを数字で見ると、横浜FM は「撃ち合い型」だ。得点 28 は本ペアで最多級、しかし失点 29 も多く、クリーンシートはわずか 3。攻めも守りも数字が大きい高頻度型で、勝点 20(本ペア最少)の主因は、その守備の穴にある。

第 1 戦は清水のホームで 1-1。横浜FM は FW 谷村 海那 が決めて先行したが、清水に追いつかれた。攻めれば取れるが、守ると漏れる――横浜FM のこの傾向が、アウェイでもそのまま出た。対する清水は、総 xG 17.8(J1 16 位)と攻撃の数字こそ地味だが、1 試合平均 10.1 本のインターセプトは J1 屈指。規律よく奪って速く出る型で、第 1 戦も小塚 和季が応じ、弓場 将輝が起点になった。派手な横浜FM と堅実な清水――その違いが第 2 戦の構図を決める。

② 横浜FM の攻撃力と守備の穴

横浜FM の魅力は前線の質にある。FW 谷村 海那 はチーム最多の 9 得点 2 アシストで、JPick のシグネチャースタイル分析でも点で抜け出す ポーチャー(z=0.89)が J1 の FW で 6 位。司令塔の MF 天野 純 は 4 得点 4 アシスト、創造性を測る アドバンスドプレイメーカー(z=1.20)が J1 で 6 位と、得点と創出を両立する。

一方で、守備は明確な弱点だ。失点 29・クリーンシート 3 は、最終ラインの 角田 涼太朗(プレイヤーインパクト +53、ストッパー J1 8 位)を擁してなお安定しない。攻撃力で押せる一方、後ろの穴をどう抑えるか――この攻守のアンバランスが、横浜FM の最大のテーマだ。

※ Player Impact(プレイヤーインパクト)はチーム内での相対的な影響度を示す指標であり、対戦相手に対する強さを直接示すものではない。

③ 両者の勝ち筋 — 横浜FM は「ホームの攻撃力」、清水は「規律で穴を突く」

横浜FM が勝つ鍵は、ホームで攻撃力を出し切ることだ。 谷村・天野を軸に、本ペア最強クラスの前線で清水のゴールをこじ開ける。日産スタジアムの後押しで撃ち合いに持ち込めれば、得点力で上回れる。問われるのは、その裏で失点 29 の守備を最後まで保てるかだ。

清水が勝つ鍵は、規律で横浜FM の穴を突くことだ。 1 試合 10.1 本のインターセプトで横浜FM の攻撃を断ち、MF マテウス ブエノメトロノーム J1 9 位)がテンポを握って、FW オセフン(7 得点・ターゲットマン J1 10 位)で仕留める。攻守に絡む DF 吉田 豊(1 得点 3 アシスト、アシスト J1 1 位)も推進力だ。横浜FM の脆い守備は、清水の効率的な攻撃にとって格好の的になる。


結論 — 横浜FM は攻め勝てるか、清水の堅実が上回るか

この一戦は、横浜FM の攻撃力と守備の穴という「両面」が、清水の堅実さの前でどう転ぶかで決まる。

横浜FM はホームで攻撃力を出せば得点は取れる。だが失点 29・クリーンシート 3 の守備が穴を見せれば、清水はインターセプトとオセフンの仕留めで確実に付け込んでくる。つまり横浜FM にとっては「攻め勝つ」より「守備の穴をどこまで塞げるか」が勝敗を分ける。清水にとっては、攻撃の総量で劣るぶん、規律を保って横浜FM の隙を一つでも多く突けるかが問われる。撃ち合いに転べばホームの横浜FM、我慢比べになれば清水――立ち上がりにどちらのテンポで進むかが、その後の 90 分を映す。


本記事の順位・勝点・得点・失点は J リーグ公式の最終順位(2026 シーズン第 18 節終了時)に準拠し、シュート・xG・選手スタッツは JPick のデータベース(API-Football 提供データ)の 2026 シーズン値を用いています。選手は現在の所属(2026 シーズン登録)を確認のうえ掲載しています。

Your J-League Intelligence

この試合の続きをアプリで

データに裏付けられたインサイトを、いつでも手元に。

  • 📊全試合の勝率予測とスコアマトリクス
  • ⚔️チームDNA・スタイル比較
  • ブレイク候補選手 (Edge Score) 発見
FREE DOWNLOADApp Store からダウンロード