← 記事一覧に戻る

鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ|J1 第11節 — 浦和の「序盤15分」は鹿島の鉄壁を破れるか?

By JPick Data Team 執筆: 2026年4月18日 10:00 J1リーグ 第11節 | Mercari Stadium | 2026年4月18日(土)14:00 キックオフ


全勝首位、ホーム無敗——鹿島アントラーズの今季データは際立っている。しかし浦和レッズには、ある数字が浮かび上がる。シーズン通算15得点のうち、5点(33%)が開始15分以内に生まれている。先制点が試合を決める構図において、3連敗中の浦和がその「序盤15分の牙」を鹿島のホームで機能させられるかどうかが、この試合の核心だ。


この試合のデータ・インサイト

  • 鹿島ホームの守備力: 今季ホーム5試合でわずか1失点(0.20/試合)。先制した4試合はすべて勝利
  • 浦和の序盤の鋭さ: シーズン通算での0〜15分の得点率33%は、浦和の攻撃の特徴を示す。ただし直近3試合連続失点中
  • 先制が勝利に直結: 鹿島・浦和ともに先制した試合の勝率は100%。この試合の最初のゴールが結果を大きく左右する

直近フォーム

鹿島アントラーズ: W-W-W-W-W(直近5試合 5勝0分0敗) 浦和レッズ: L-L-L-W-L(直近5試合 1勝0分4敗)

鹿島は今季8試合全勝、勝ち点24でリーグトップを独走中(ACL等の日程影響で消化試合数は各チームで異なる)。2位の神戸(18pts)に6ポイント差をつける。浦和は直近3連敗で9位。フォームの対比は明白だが、データを深掘りすると浦和が持つひとつの突破口が見えてくる。


得点時間帯が示す「勝敗の鍵」

JPick のデータによると、鹿島のシーズン通算得点(18点)のうち 31〜45分(27.8%、5点)と 76〜90分(33.3%、6点)に集中している。前半終了間際と後半の終盤に得点が集中するパターンだ。

一方、浦和のシーズン通算得点(15点)は 0〜15分に33%(5点)46〜60分に33%(5点) が集中している(シーズン通算値、参考情報)。試合の立ち上がりとハーフタイム直後という、相手のブロックが定まり切る前の局面を狙う特徴が数字に現れている。

鹿島のホーム守備はほぼ鉄壁(5試合でわずか1失点)。ただしシーズン全体(ホーム+アウェイの通算、5失点)の時間帯内訳では 31〜45分に40%(2点) が集中している。浦和がゴールを狙うなら、この30分台に入る前の仕掛けをいかに機能させるかが問われる。


両チームの「先制点アドバンテージ」

| 項目 | 鹿島 | 浦和 | |------|------|------| | 先制した試合の勝率 | 4戦4勝(100%) | 2戦2勝(100%) | | 先制されたことはあるか | ホームでは0回 | アウェイで2回(0勝2敗) | | ホーム失点 | 1点(5試合) | ― | | 通算0〜15分得点率 | ― | 33%(15点中5点) |

先制した側が必ず勝つ——この試合が持つ構造的な特徴は、数字がはっきりと示している。浦和が「序盤15分の得点パターン」を機能させるかどうかと、鹿島が「ホームの鉄壁」を維持するかの攻防が、試合の軸になる。


キーマンは誰か — 田川亨介(鹿島)と石原廣教(浦和)

鹿島: 田川亨介(FW) — JPick の Player Impact Score(PI)+70(チーム最高)。PIとは、選手の出場時と欠場時のチームPPG・xGDを比較した独自指標(-100〜+100)。田川が出場した試合での鹿島のPPGは3.00、不在時は1.89。差は0.85ポイントとチーム随一。今季は鈴木優磨・レオ・セアラがそれぞれ4ゴールを記録しているが、田川が絡む局面で鹿島の攻撃が別の次元に入ることをデータは示している。

守備の注目: 関川郁万(DF)Edge Score 40(🎯X_FACTOR)。Edge Scoreはブレイク候補を0〜100でスコア化するJPick独自指標。JPick のデータは直近での「インターセプト急増」をレポートしており、ここ数試合で守備指標が上昇トレンドにある。浦和の序盤の縦への侵入を阻む可能性がある選手だ。

浦和: 石原廣教(DF) — PI +53(チーム最高)。石原が出場した試合のPPGは1.77、不在時は1.00。守備ラインの安定と浦和のビルドアップ起点として機能する際の数字は顕著だ。

アウェイの推進力: マテウス・サヴィオ(MF) — PI +49(JPickデータ)。出場時のチームPPGは1.84、不在時1.17。浦和のアウェイでの0〜15分の得点パターンを体現する選手のひとりとして、序盤の縦への仕掛けに注目したい。


📱 JPick アプリでは、田川亨介のPlayer Impact Score(+70)や石原廣教の出場時/不在時PPG比較など、選手ごとの詳細なインサイトをリアルタイムで確認できます。


過去の直接対決 — 鹿島ホームで浦和は勝てていない

| 日付 | ホーム | スコア | アウェイ | |------|--------|--------|---------| | 2022-09-03 | 鹿島 | 2-2 | 浦和 | | 2022-05-21 | 浦和 | 1-1 | 鹿島 | | 2021-11-07 | 鹿島 | 1-0 | 浦和 | | 2021-04-03 | 浦和 | 2-1 | 鹿島 | | 2020-11-29 | 鹿島 | 4-0 | 浦和 | | 2020-07-12 | 浦和 | 1-0 | 鹿島 |

通算(鹿島視点): 6試合 — 鹿島2勝2分2敗 鹿島ホームのみ: 3試合 — 鹿島2勝1分0敗

鹿島のホームでは浦和に勝ちがなく(0勝1分2敗)、直近3試合のH2Hは1勝2分。浦和は引き分けに持ち込む粘りを見せてきたが、今季の鹿島のホーム成績と見比べると、その引き分けが難しくなっている状況だ。


データが示す展望

| シナリオ | 鹿島 | 浦和 | |---------|------|------| | 鹿島勝利 | 27pts(1位維持) | 9pts(9位) | | 引き分け | 25pts(1位維持) | 10pts(8位浮上) | | 浦和勝利 | 24pts(1位維持) | 12pts(7位浮上) |

スタッツが示唆する構図では鹿島が圧倒的に有利だ(全勝、ホーム1失点、先制後100%勝利)。しかし、過去の直接対決(H2H)は通算互角であり、浦和の「序盤の先制パンチ」と「両チームの先制時100%勝率」というデータが絡み合う。最初の15分が試合の流れを左右する可能性を、数字は示している。

鹿島にとっては勝利で9連勝、浦和にとっては3連敗脱出と7位浮上——双方にとって明確な意味を持つ90分だ。


📱 JPick Pro では、この試合の順位変動シミュレーション全ケースや、両チームのHT/FTパターン詳細分析を閲覧できます。試合前後の順位変動を可視化してチェックしてみてください。


よくある質問(FAQ)

Q. 鹿島アントラーズ vs 浦和レッズ(J1第11節)の試合はいつ、どこで行われますか? A. 2026年4月18日(土)14:00キックオフ。会場はMercari Stadium(茨城県鹿嶋市)です。

Q. 鹿島アントラーズの今季の成績は? A. 第11節時点(第10節終了後)で8試合全勝、勝ち点24。J1リーグ首位で2位の神戸に6ポイント差をつけています。ホームでは5試合でわずか1失点という堅固な守備を誇ります。

Q. 浦和レッズの今季の成績は? A. 7試合消化で3勝4敗、勝ち点9(9位)。直近3試合は連敗中ですが、シーズン通算得点の33%が試合開始15分以内に生まれており、立ち上がりの攻撃力は注目に値します。

Q. JPick の Player Impact Score(PI)とは何ですか? A. Player Impact Score(PI)は、��手が出場した試合と欠場した試合のチーム成績(PPG=1試合あたり獲得勝ち点、xGD)を比較し、選手のチームへの貢献度を-100〜+100のスコアで表すJPick独自の指標です。

Q. 鹿島 vs 浦和のH2Hはどうなっていますか? A. JPick DBの記録(2020〜2022年)では通算6試合で鹿島2勝2分2敗の互角。ただし鹿島ホームの直近3試合では鹿島2勝1分0敗で、浦和はMercari Stadiumでの勝利がありません。


データについて: 本記事のスタッツはJPick独自のSupabaseデータベースに基づいています。チーム統計は今シーズンのシーズン通算値、PI・Edge Scoreは過去複数シーズンのデータを含むシーズン最終値です。選手のH2Hは2020〜2022年シーズンのリーグ戦のみを対象としています。

データ分析: JPick — Jリーグの「知りたい」に即答。